1歳児と一緒にうちわ製作!画用紙や手形などを使ったアイデアを紹介

1歳の子どもと接する機会があると、夏の時期に子どもたちが楽しめる遊びはないか考えることがあるかもしれません。うちわ作りは夏の時期にぴったりな工作の一つで、いろいろな材料を使って大人も一緒に楽しむことができます。
今回は、1歳の子どもたちと一緒に楽しむことができる手作りうちわのアイデアを紹介します。
1歳児と一緒にうちわを作るポイント
1歳児とうちわ作りを楽しむことで、子どもたちにとって次のような効果が期待できます。
・うちわに貼り付ける色や、貼った時の模様を楽しむことができる
色とりどりの画用紙や折り紙を使って思い思いの模様や形を作ることで、子どもたちが色や形の名前を覚えたり、作った模様が何を表すのかを知ったりすることが期待できます。
・イメージを具現化する力が身につきやすくなる
子どもたちは、自分の作りたい模様をイメージしながらうちわを作ります。その結果、自分のアイデア通りに作る力や、作りたいものが完成したときの達成感を得やすくなります。
・うちわ作りを通して、季節を実感できる
うちわは夏の定番ともいえるアイテムです。子どもたちに、うちわは夏に使うということを教えたり、夏・海・お祭りなどのテーマにちなんだうちわを一緒に作ったりしてみましょう。夏になると楽しめるものを一緒に教えることで、子どもたちが夏の訪れを実感しやすくなるでしょう。
1歳児と一緒に楽しめるうちわの作り方
ここからは、身近な材料で作ることができ、1歳児と一緒に製作することができるうちわのアイデアと作り方を紹介します。はさみを使用しなくても作ることができる方法となっていますので、ぜひチェックしてみてください。
画用紙をちぎってうちわに貼り付ける


一つ目は、画用紙や折り紙をちぎってうちわに貼り付ける方法です。
【材料】
- うちわ
- 画用紙や折り紙
- のり
用意した画用紙や折り紙をちぎった後、のりをつけてうちわにぺたぺたと貼っていきます。
画用紙を貼り付けてカラフルなうちわを作ってみましょう。
ヨーヨー、魚やカニ、あさがお、かき氷など、夏にちなんだアイテムの形になるよう貼り付けていくのもよいでしょう。
あらかじめ画用紙や折り紙の裏に切り取り線を書いておき、子どもたちに線に合わせてちぎるよう教える方法もあります。そうすることで、はさみを使わない場合も思い通りの形に近いものが作りやすくなります。はさみを使用する場合は、近くで付き添う大人が切ってあげるとよいでしょう。
花紙を使ってうちわを染める
二つ目は、花紙と霧吹きを使ってうちわの面を染めていく方法です。
水を吹きかけたうちわに花紙を敷き詰め、その上からさらに水を吹きかけて色を移していきます。
【材料】
- うちわ
- 花紙
- 水が入った霧吹き
【手順】
指や手のひらをスタンプしてうちわを作る


三つ目は、指や手のひらに絵具を付けて、ぺたぺたとうちわにスタンプしていく方法です。
【材料】
- うちわ
- 絵具
手形をとって魚のように見せたり、手形を2つ組み合わせてカニのような形にする方法があります。
絵具を指に付けてポンポンとうちわにスタンプして、自由な形を作ることもできます。
工夫次第で様々な形や模様を作ることができます。自分の手や指の形を使って何が作れるだろう、と子どもたちが考えるきっかけにもなります。
野菜を使ってうちわを作る


野菜の切り口に絵具をつけて、うちわの上にぺたぺたとスタンプしていく方法もあります。
穴の開いた野菜を用意し、その断面に絵の具などで色を付けてスタンプしていきましょう。
【材料】
- うちわ
- 野菜(中が空洞になっているものがおすすめ)
- 絵具
うちわを作る際には、夏野菜を使った野菜スタンプが特におすすめです。オクラやピーマン、パプリカ、ゴーヤなどは、夏によく食べられることが多い野菜です。
野菜スタンプを楽しむ際は、食べられることが少ない野菜の「へた」の部分や「芯」の部分を使ってスタンプするのがおすすめです。また、傷んでしまった・廃棄寸前の野菜をスタンプに活用することもできます。
野菜スタンプを用いて、夏野菜や食品について考えるきっかけにもなるでしょう。
まとめ
このコラムでは、身近な材料で1歳児と一緒に作って楽しめるうちわの作り方を紹介してきました。
1歳児と一緒に楽しめるうちわ作りには、画用紙や絵具など、身近な材料が役立ちます。また、自分の手や野菜といった身近な素材を用いて、面白い形を楽しむ方法もあります。
コラムを参考に、ぜひ子どもたちと一緒に手作りのうちわを作ってみてください。
※弊社では手作りうちわキット以外の製品は取り扱っていません。予めご了承ください。