上手に手作りうちわを作るために気を付けたいポイント
手作りうちわを作る際には、まず、キットになったものを買ってきてしまうのが一番間違いもなく、効率の良いやり方でしょう。
後はデザインを決めて、文字を貼り付けていくだけです。とはいえ、この文字やデザインを決めるのが、なかなか難題でもあります。
何度もアイドルのコンサートやイベントに参加している人に言わせると、うちわは、担当のアイドルの目に停まることが一番大切といいます。
それには、イベントの会場のサイズと、席順との関係も大きく関わってきます。
ドームやスタジアムのような大型の開場での参加の場合、まず、細かい文字は目に入らないと思ってもいいかもしれません。
そうなってくると、色で目立出せる、一文字、指さしマークなど、シンプルで目にとまりやすいデザインを心がけるという方が、詳細に凝ったうちわよりも目につきやすくなるというのです。
コンサートに出かけることが決まっても、席順がわかるまではうちわ作成をスタートしないという人もいるといいます。
文字とうちわの色は反対色にするのが一番わかりやすく、文字を立体的に見せる目的で、文字に縁取りを入れて、少し浮いたようにして見せるのも、工夫の一つだとか。
うちわは黒のキットが定番になっています。暗い色は薄暗いコンサート会場では目立たたないため、文字は明るい色にして、黒とのコントラストを考え、全面に使うことが禁止されている蛍光色やホノグラムは、文字の縁取りなどに少量、上手に取り入れることで、暗いところでも良く見えるように工夫するのが、うまく作るコツです。
うちわの色が薄い色の場合は、逆に文字を濃い色にして、コントラストをつけますが、同様に文字に縁取りを派手目な色でつけて、見やすいような効果を狙います。
コンサートは一夜限りのものですが、チケットを予約したり、うちわを手作りしたり、当日着ていくものを考えたりといったように、トータルで楽しめるのが醍醐味です。家に着くまでがイベントだ!と思えば、数か月にわたって夢を見られるのが、エンターティメントの良さですよね。