うちわの再利用方法!メリットやリメイク手順・注意点まとめ

うちわは、お祭りやイベント会場で配布されるノベルティとして、広告やクーポンなどを印刷した販売促進グッズとして、夏頃にもらうことが多いアイテムです。印刷されているイベントやキャンペーンが終わってしまっても、うちわとしては問題なく使うことができます。そのため、以前もらったうちわを何年も自宅で使っているというケースもあるのではないでしょうか。
この記事では、うちわを再利用するアイデアをご紹介しています。自作のイラストや家族・ペットの写真、好きなデザインの包装紙や布などを活用し、うちわをリメイクしてみましょう。
うちわを再利用するメリットとは?
一般的なうちわは、扇部分の骨と持ち手にプラスチック素材が使われており、まだ使える状態で捨ててしまうのはもったいないと感じてしまいます。捨てずに再利用することは廃棄物削減にも繋がり、環境配慮の観点からも注目されています。再利用・リメイクは、SDGsの目標12「つくる責任、つかう責任」に貢献できる行動です。
また、スポーツの応援や推し活のために、古いうちわを再利用してオリジナルのうちわを作るのもおすすめです。イベントが終わった後は、そのまま思い出として飾ることができます。そのほかにも、子どもの夏休みの自由研究や工作遊びの素材としても、うちわはおすすめのアイテムです。
簡単!うちわのリメイク方法と手順
それでは、うちわを再利用する手順を解説します。まずは、以下の材料と道具を用意してください。
- うちわ
- 新しくうちわに貼る紙や布
- スプレーのりや両面テープなどの接着剤
- はさみ
- ペン
1.うちわの紙をはがす

接着剤が劣化しているような古いうちわは、そのまま指で紙を剥がせることもあります。比較的新しいうちわや接着剤がしっかりしているうちわの場合、ドライヤーの熱風をかけるか、ぬるま湯に数分間浸し、糊をゆるめてから紙を剥がしてください。無理に剥がすとプラスチックの骨が割れてしまうこともあるので、慎重に行いましょう。
2.紙や布に型を取り切り取る

うちわから紙を剥がしたら、紙や布にうちわの骨組みを当て、ペンでなぞって型をとり、はさみで切り取ります。うちわには表裏があるため、紙・布は2枚切り取ってください。
うちわに貼り付ける素材には、画用紙や包装紙、シール紙や布などがあります。好みの色・柄の素材を探してもいいですし、家族やペットの写真を印刷したもの、手書きのイラストを用意しても唯一無二のうちわに仕上がります。気に入っていたけどもう着られない服やサイズアウトした子どもの服を貼り付けても、思い出になるのでおすすめです。
3.うちわの骨組みに貼り付ける

新しく貼り付ける素材の準備ができたら、スプレーのりや両面テープを使って骨に貼り付けます。表裏の両方から貼ることで見栄えが良くなり、強度も増します。更に強度を上げたい、雨対策をしたいという場合は、ラミネート加工や保護フィルムの貼り付けを行いましょう。
うちわを再利用する際の注意点
うちわを再利用する際は、まずは骨が劣化していないかを確認してください。ひび割れていたり変形していたりするうちわは、怪我の原因になる可能性があります。特に、子どもが使う場合は、骨の角や硬さのチェックも必要です。また、ドライヤーやぬるま湯を使っても紙が剥がせないうちわは、無理にリメイクに使わないようにしましょう。
新しく貼り付ける素材に布や厚紙を選ぶ場合、貼り付ける工程で空気が入りやすくなることもあります。加えて、素材が重すぎるとあおいで使うには不向きになります。いずれも、素材を準備する際に注意してください。
再利用しやすいうちわの種類
再利用しやすいうちわは、骨組みがプラスチック製でしっかりしているものです。このタイプのうちわはノベルティや販売促進グッズとしてポピュラーで、手に入りやすいと言えます。紙を剥がす等の加工をしても丈夫で再利用しやすい、樹脂の変形が少ないので長期仕様に向いているというメリットがあります。
手作りうちわキングでは、うちわ1本とシール2枚(表、裏)がセットになったうちわキットを取り扱っています。簡単にオリジナルうちわを作ることができるので、工作や推し活などでうちわを作りたいという方は、以下のページをご覧ください。

※手作りうちわキングでは、再利用する際の道具や材料などは販売をしておりませんので予めご了承ください。